2013-01-01から1年間の記事一覧

最近の日記

いつものパン屋にいる。いつも行くパン屋は2軒ある。週に一度ずつの楽しみとして、そのパン屋で朝食をとることにしている。どちらもフランス起源の店でクロワッサンがおいしい。いつもクロワッサンしか食べない。クロワッサンって今までかぶりついていたけど…

答え合わせ

「陽だまりの彼女」の映画のポスター。人物のアップ写真が2枚。上段、主人公の松潤が少し眉をひそめて斜め後ろに視線をやっている。下段、ヒロインの上野樹里がなにかを決心したような表情でまっすぐ前を見つめる。少し違ったかもしれないけど、だいたいこう…

引き続いてただの日記

多幸感しかない日曜日の昼間だ。ここしばらく体調が悪かった。家ではほとんど寝て過ごしていた。職場の近所にある医者は、薬を三日分しか出してくれない。スパルタ。細菌感染が進んだらしくものもらいまでできる。当然だが目が腫れるので顔の造形が崩れる。…

ここ最近のこと

昨日から妹と旅行に来ている。小豆島から高松へ行くフェリーの中でこの日記を書いている。瀬戸内海は想像していたのとぜんぜん違った。島がものすごくたくさんあるんだね。海の上に山脈が浮かんでいるみたいだ。最近のこと。2020年のオリンピック開催地が東…

一人でディズニーシー行った話

引っ越し以来実家にあったちゃぶ台を使っているのだが、床に座って食べる習慣がないので、これまで家で落ち着いて食事をとれたためしがなかった。今日から夏休みを取っているので、ゆっくりIKEAでも行って小さめのテーブルを探そうと思った。東西線の駅が徒…

バジル

バジルの苗を買ってきた。最近トマトばっかり食べていて、よく一緒にモツァレラチーズも買ってきて、塩とオリーブオイルをかけてサラダにしている。こういうときに新鮮なバジルがあったらもっとおいしいんだろうなと思って苗を買った。バジルペーストを和え…

宣伝と「夢を叶えること」について

ブログに書くのが遅くなりましたが、週刊朝日に書評を書く、という副業をはじめました。先週火曜発売の号(8月9日号)で『美容整形と<普通のわたし>』という本について書いています。ウェブでも読めます。 http://book.asahi.com/reviews/column/1580.html…

感想:世界報道写真展

週末に見に行ってきた。昨年1年間に撮影された報道写真の、コンテスト受賞作の展示。世界各国の写真が展示されている。http://syabi.com/contents/exhibition/index-1862.html大賞は、スウェーデンのカメラマンが撮った、パレスチナ・ガザ地区の写真。イスラ…

東芝LEDのCMに抱くつらさとそのカルテ

東芝のLEDライトのCMがすごく感動的だと話題になっていて、見てみたらものすごくへこんでしまったのだった。これが去年ので http://www.gizmodo.jp/sp/2012/01/ledcm.htmlこっちが今年の。 http://news.livedoor.com/article/detail/7609670/大筋はあまり変…

あきらめることの効用

ゼミの後輩の卒業式に顔を出してきた。つまり私が大学を出てから一年が経ったわけで、あのとき、卒業論文を書き上げて自分が向き合いたかったことにひとまず区切りをつけてしまった喪失感と、いきなり就職先がなくなってまったくなにをすればいいかわからな…

自分の顔の嫌いなところ

水原希子、とても美人だと思うけどどうしても好きになれなくて、あとは井川遥とか井上和香も受け付けない顔で、もう少し言うと、口紅の広告を見るだけでうわっと思って逃げ出したくなる。それはひとえに私の唇がぽってりと厚く、それを「いい」と思えないか…

ひとりぐらし記(料理日記)

最近は日常生活の楽しみを料理くらいにしか見いだせないという状態に陥っているのでそこそこまともに料理をしたり部屋に花を一輪だけ飾ったりしている。期末で忙しいのである。先週までは早起きして読書したりなんかしていたが今週はちょっときつい風邪にな…

私が書店員だったら『陽だまりの彼女』をこう売る ※超重大なネタバレ

こう売れば読者のためになるのではないだろうかという一意見ということで ネタバレですからね あと何十行か下にいきます ぜったい「猫の本」コーナーに置く。ようするに、話のつくりが甘くて「結婚した彼女は実は猫でした」というオチに納得いかなくて頭に来…

自分の自分による自分のための買い物・若さ

最近買い物づいております。毎月まとまったお金を稼いでいて、生活費を引いてもそれなりの額が残るので、ちょっと貯金に回したら、純粋に自分のために買い物をしている。服とか入浴剤とかちょっとよい歯ブラシとかランニングシューズとか。峰なゆか氏がAV女…

「本来の私」の範囲

もう少し掘り下げて考えるべき話題のような気がするけれど、ちょっと感じたことをまとめておきたいので更新します。ちょっとダメもとで、でもちょっと強引めにお願いしてみたら休みが二日とれたので、週末とくっつけて、四日間の旅行をした。四日間はちょっ…

夢の名残

「ヨックモックのシガール」と言えば半数くらいの人がわかってくれるだろうか。薄く細長く焼いたクッキーを葉巻のような筒状に成形した、あの、さくさくして甘くてバターのかおりがするお菓子のことだ。多くの子供がそうであるように、私はあれが大好きだっ…

食べログのない世界

ここのところよく、あるパラレルワールドを夢想する。食べログのない世界、である。つまり、食べログによって得たもの以上に、実は失ったものもあるような気がしてならないのである。それは端的に「知らない店に入るときめき」と表現されるのかもしれないが…

服装と自意識について 「攻め」のファッション、という鉄壁の防衛

ここ最近着ている服が信じられないほどださく、そのことを直視しないようにしてきたが、「変な格好(ちょっと丈の長いざっくりしたセーターに黒のスキニーデニムに見せかけたスパッツ。セーターの地は灰色だが両肘から下は蛍光オレンジ)をしている時に急に…

街コン参戦記

すでに多くの人が存在を知るところとなった「街コン」へ行ってまいりました。以前にスタッフとして遠巻きに眺めたことはあるこの催しですが、今回は客として参加しました。よくあるタイプの街コンは、休日の夕方ごろに集合して、いわゆるハッピーアワー(飲…

自殺という誘惑

本気で死のうと思ったことは一度もないが、自殺でもしてやろうかなと思ったことは一度だけある。自分より絶対的に強い、力のある、影響力のある立場の人から裏切られたときのことだ。一年前、大学四年生だった私は内定取り消し(のようなもの)を食らってい…